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高御位山を背景にそびえ立つ煙突は、​綿工業・工業先駆けの象徴。

『歴史

 木綿栽培の最古の痕跡は、メキシコの遺跡で見つかり、8000年前(縄文時代)に遡ります。日本では、十五世紀頃から栽培され、加古川下流域は木綿産地でした。

 江戸時代になると栽培地が拡大し、綿花の生産地が形成され、「河内・和泉・摂津・播磨・備後」の5ヶ国が一大生産地となります。

​ 印南部・加古郡の村々で、栽培され、木綿をつくるようになると、木綿問屋ができ、綿操屋や仲買屋もできました。干しかなどの肥料産業も盛んになり、木綿産業は地域の統合産業になりました。

 

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